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フォーサイト 司法書士講座の評判と口コミはどうなの?

フォーサイト 司法書士講座の評判
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「司法書士の資格を取りたいけれど、フォーサイトの講座って実際どうなんだろう?」

超難関国家資格として知られる司法書士試験。通信講座を選ぶにあたって、コストや教材のクオリティ、勉強の続けやすさは多くの方が最も悩むポイントでしょう。

受講料の相場が30万〜50万円と言われる司法書士業界の中で、フォーサイトは10万円前後という圧倒的な低価格で受講できることから大きな注目を集めています。しかし、ネット上では「テキストが薄くて網羅性が不安」「記述式対策が足りないのではないか」といった気になる噂も見受けられます。

この記事では、フォーサイト司法書士講座について、インターネット上で見られる良い評判・悪い評判を整理したうえで、合格率の数字の読み方や「この講座だけで合格できるのか」という疑問まで、ほかのレビュー記事ではあまり触れられていない部分も含めて丁寧に解説します。

この記事でわかること

  • フォーサイト司法書士講座の悪い口コミ・良い口コミと、その実際のところ
  • 公表されている合格率の正しい読み取り方
  • 講座だけで合格を目指す場合に、何を補えばよいか
  • コースと料金、少しでも安く受講する方法
  • 他社講座との違いと、向いている人・向いていない人

なお、料金やキャンペーンなどの情報は執筆時点で確認できた内容です。申し込み前には、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

目次
  1. フォーサイト司法書士講座の結論
  2. フォーサイト司法書士講座の悪い評判・口コミ
  3. フォーサイト司法書士講座の良い評判・口コミ
  4. 口コミからわかったメリット・デメリットのまとめ
  5. フォーサイト司法書士講座の合格率は本当に高い?
  6. フォーサイト司法書士講座だけで合格できる?
  7. フォーサイト司法書士講座の講座内容と料金
  8. フォーサイト司法書士講座を安く受講する方法
  9. 他社の司法書士講座との比較
  10. フォーサイト司法書士講座がおすすめな人・おすすめできない人
  11. よくある質問
  12. まとめ

フォーサイト司法書士講座の結論

先に結論をお伝えすると、フォーサイト司法書士講座は「費用をおさえつつ、わかりやすい教材で基礎を固めたい初学者」にとって、有力な選択肢のひとつです。

一方で、講義時間は他社の大手講座に比べてかなりコンパクトです。そのため、講座を受け身で視聴するだけでは演習量が足りなくなる可能性があり、自分で問題演習を積み重ねられるかどうかが合否を分けるポイントになるでしょう。

総合評価を一覧表にすると

当サイトが公開情報や口コミをもとに、5つの観点で評価した結果が次のとおりです。

評価項目評価(5段階)ひとことコメント
料金の安さ★★★★★大手予備校の数分の1。デジタルプランならさらに安い
教材のわかりやすさ★★★★★フルカラーで図解が多く、初学者でも読み進めやすい
講義の質・量★★★☆☆要点に絞った短い講義。網羅性を求める人には物足りない面も
合格実績★★★☆☆合格率は高いが、母数が小さいため参考程度に見るのが無難
サポート体制★★★★☆質問回数に上限はあるが、eラーニングとスケジュール機能が便利

ひとことで言うとどんな講座か

フォーサイト司法書士講座をひとことで表すなら、「合格点を取るための知識に絞り込んだ、低価格・短時間型の講座」です。

フォーサイトは1993年創業の通信教育専門の会社で、行政書士や社労士、宅建士などの講座で知られています。司法書士講座は2021年に開講した比較的新しい講座ですが、これまでの講座で培ってきた「フルカラーテキスト」と「短く区切った講義動画」のノウハウが、そのまま生かされています。

フォーサイト司法書士講座の悪い評判・口コミ

まずは、申し込み前に気になる「悪い評判」から見ていきましょう。SNSや受講体験ブログ、比較サイトなどで見られる声を整理すると、主に次の6つに分けられます。

それぞれ「実際はどうなのか」「どう対処すればよいか」もあわせて解説します。

講義がテキストの読み上げに感じる

もっとも多く見られるのが、「講義がテキストをなぞっているだけに感じた」という声です。

フォーサイトの講義は、テキストを画面に映しながら講師が解説するスタイルです。テキストの内容と講義が完全に連動しているため、人によっては「書いてあることを読んでいるだけ」と感じることがあるようです。

実際のところ

テキストと講義が連動していることは、裏を返せば「講義で聞いたことが、そのままテキストに書いてある」という安心感にもつながります。復習のときにテキストを開けば講義の内容を思い出しやすく、初学者にとってはむしろ学びやすいという評価もあります。

対処法

  • 無料の資料請求やお試し講義で、講義のテンポや話し方が自分に合うかを事前に確かめる
  • 講義は1.5倍速程度で視聴し、浮いた時間を問題演習にあてる

テキストが大きく、持ち運びにくい

冊子のテキストはA4サイズで、「通勤中に持ち歩くには大きい」という声もあります。

実際のところ

紙のテキストに加えて、eラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」でデジタルテキストも閲覧できます。外出先ではスマホやタブレット、自宅では紙のテキストと使い分けている受講生が多いようです。

受講体験ブログのなかには、育児中の授乳や寝かしつけのスキマ時間にiPadでテキストを読み進めたという声も見られました。

質問回数に上限がある

質問できる回数は、バリューセットで20回、単科講座で10回までです。上限を超えた分は1問あたり500円(税込)で追加できます。

実際のところ

司法書士試験は11科目もあるため、学習を進めると疑問が次々に出てきます。20回という回数を「少ない」と感じる方もいるでしょう。

ただ、受講生の体験談では「質問すると翌日には回答が届いた」という声もあり、回答のスピードや質については評価が高い傾向があります。

対処法

  • 疑問はすぐに質問せず、ノートに書きためて「本当にわからないもの」だけに絞る
  • 似た疑問は1回の質問にまとめて送る
  • 質問はとくに独学では解決しにくい記述式(申請書の書き方)に優先的に使う

記述式対策や網羅性が物足りない

「フォーサイトの講座だけでは、記述式対策の量が足りないのでは」という声もあります。

ここでいう記述式とは、午後の部で出題される、不動産登記と商業登記の申請書を実際に作成する問題のことです。事例を読み取って、登記に必要な事項を正確に書き出す力が問われるため、多くの受験生が苦戦する分野として知られています。

実際のところ

フォーサイトは「満点を目指さず、合格点を確実に取る」という合格点主義をかかげています。出題頻度が低い論点は思い切って省いているため、「網羅性」という点では大手予備校に一歩ゆずるのは事実です。

対処法

  • 講座の過去問を一通り終えたら、市販の記述式問題集や他社の単発答練(予想問題の演習講座)で演習量を補う
  • 模試を最低1〜2回は外部で受け、自分の立ち位置を確認する

この点は、後ほど「フォーサイト司法書士講座だけで合格できる?」の章でくわしく解説します。

合格実績の母数が少なく不安

「合格率は高く見えるけれど、合格者の人数が少ないのでは」という声も見られます。

たしかに、フォーサイトの司法書士講座は開講からまだ数年しかたっておらず、大手予備校のように「合格者数百人」という規模ではありません。この点は、合格率の章で具体的な数字をあげながら説明します。

ManaBunアプリの使い勝手

一部には「アプリの動作が重いときがある」「レビューの評価が高くない」という声もあります。

実際のところ

ManaBunは講義動画の視聴、デジタルテキストの閲覧、確認テスト、学習スケジュールの自動作成まで、学習に必要な機能がひとつにまとまっています。機能面の評価は高い一方、端末や通信環境によって使い心地に差が出ることがあるようです。

対処法

  • Wi-Fi環境で講義動画をダウンロードしておき、外出先ではオフラインで視聴する
  • 不具合が続く場合は、ブラウザ版とアプリ版を使い分ける

フォーサイト司法書士講座の良い評判・口コミ

続いて、良い評判を見ていきます。悪い評判よりも多く見られるのが、次のような声です。

受講料が圧倒的に安い

もっとも多いのが、「司法書士講座なのにこの価格は驚き」という声です。

大手予備校の司法書士講座は40万〜50万円台になることも珍しくありません。これに対して、フォーサイトのバリューセットは107,800円(税込)、紙のテキストが付かないデジタルプランなら59,800円(税込)です。

「まずは司法書士の勉強が自分に続けられるか試してみたい」という方にとって、この価格の低さは大きな安心材料になるでしょう。

フルカラーテキストがわかりやすい

テキストの評価は、口コミのなかでも特に高い部分です。

  • 図解やイラストが多く、登場人物の関係がひと目でわかる
  • 重要な部分が色分けされていて、どこを覚えればよいか迷わない
  • 余白が適度にあり、書き込みがしやすい

司法書士試験の民法や不動産登記法では、「Aさんが土地をBさんに売り、Bさんがさらに…」といった複雑な権利関係を理解する必要があります。こうした場面で図解が多いテキストは、法律を初めて学ぶ人の大きな助けになります。

1コマ15分で、スキマ時間に学習できる

講義動画は1コマ最大15分程度に区切られています。

「通勤電車の片道で1コマ」「昼休みに1コマ」といった形で学習を積み重ねやすく、仕事や家事と両立したい社会人から好評です。

質問への回答が早い

先ほどデメリットとして回数制限を取り上げましたが、回答そのものについては「翌日には返ってきた」「ていねいに説明してもらえた」という良い声が見られます。

育児や仕事と両立できた

紙のテキストとデジタル教材の両方が使えること、講義が短く区切られていることから、「子育て中でも勉強を続けられた」という声もあります。

ManaBunには、試験日から逆算して学習スケジュールを自動で作成してくれる機能もあり、「今日は何をすればよいか」がすぐわかる点も続けやすさにつながっているようです。

口コミからわかったメリット・デメリットのまとめ

ここまでの内容を、メリットとデメリットに分けて整理します。

デメリットの多くは、「講座を選ぶ前の確認」と「講座の外での補強」で対処できるものです。反対に、「法律の基礎を初学者向けにわかりやすく学べる」というメリットは、ほかの講座ではなかなか代わりがききません。

フォーサイト司法書士講座の合格率は本当に高い?

フォーサイトの公式サイトでは、司法書士講座の合格率が大きく紹介されています。ここでは、その数字をどう読み取ればよいかを、初めての方にもわかるように解説します。

そもそも司法書士試験はどんな試験?

合格率の話に入る前に、司法書士試験の基本を簡単に確認しておきましょう。

項目内容
受験資格なし(年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できる)
試験日程筆記試験は例年7月上旬、口述試験は例年10月
試験科目憲法、民法、刑法、商法(会社法)、不動産登記法、商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、司法書士法の11科目
合格率例年4〜5%程度

口述試験とは、筆記試験の合格者が面接形式で試験官の質問に答える試験のことです。筆記試験に合格した方のほとんどが通過するため、実質的には7月の筆記試験が勝負になります。

受験資格がないため、法律を学んだことがない社会人や主婦(主夫)の方も数多く挑戦しています。一方で、11科目という範囲の広さから、独学よりも講座を利用して効率よく学ぶ人が多い試験でもあります。

年度別の合格率と全国平均

公式サイトや比較サイトで紹介されている、フォーサイト受講生の合格率は次のとおりです。

試験年度フォーサイト受講生の合格率全国平均の合格率
2023年度(令和5年度)15.4%約5.2%
2024年度(令和6年度)33.33%約5.3%
2025年度(令和7年度)25.0%5.21%(全国平均の約4.8倍)

2025年度の司法書士試験では、最終合格者が751人、合格率は5.21%でした。約20人に1人しか合格できない試験のなかで、フォーサイト受講生の合格率が全国平均を大きく上回っていることがわかります。

2026年度(令和8年度)試験の最終結果は、例年どおりであれば10月上旬ごろに発表される見込みです。最新の数字は公式サイトで確認してください。

合格率の算出方法と母数の注意点

ここで知っておきたいのが、通信講座の合格率は「受講生全員」を対象にした数字とは限らないという点です。

多くの通信講座では、試験後に受講生へアンケートを行い、「回答してくれた人のうち、何人が合格したか」で合格率を計算しています。つまり、合格率を計算するときの母数(分母になる人数)は、受講生全体ではなくアンケート回答者であることが一般的です。

さらに、一部の比較サイトでは、フォーサイト司法書士講座の合格者数は2023年度が2名、2024年度が3名と紹介されています。仮にこの人数だとすると、合格者が1人増えるか減るかで合格率が大きく変わるため、パーセントの数字だけで「必ず受かる講座」と判断するのは早計です。

これはフォーサイトに限った話ではなく、通信講座の合格率全般に当てはまることです。合格率を見るときは、次の点をあわせて確認すると安心です。

  • 合格率の計算方法(アンケート回答者ベースかどうか)
  • 合格者の人数
  • 何年分の実績があるか

合格率より大事な判断基準

とはいえ、「合格者が出ていない講座」と「合格者が毎年出ている講座」では、信頼度が大きく違います。フォーサイト司法書士講座は、開講から数年で毎年合格者を出し、全国平均を上回る結果を続けていることは、ひとつの安心材料といえるでしょう。

そのうえで、講座選びでは合格率よりも次のような点を重視することをおすすめします。

  1. 自分が毎日続けられる学習スタイルか(講義の長さ、テキストの見やすさ)
  2. 自分の予算で、途中で無理なく続けられるか
  3. 足りない部分を、どのように補えるか

合格率はあくまで「講座の実力の目安」であり、最終的に合否を決めるのは、受講生自身の学習時間と演習量です。

フォーサイト司法書士講座だけで合格できる?

「フォーサイトの講座だけで、本当に司法書士試験に合格できるのか」という疑問は、検索でも多く調べられています。ここでは、数字をもとに具体的に考えていきます。

講義は約90時間、必要な勉強時間は約3,000時間という差

司法書士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に3,000時間前後といわれています。1日3時間勉強したとしても、約3年かかる計算です。

一方、フォーサイトの講義時間は、基礎講座が約87時間、過去問講座を含めても約90時間程度です。大手予備校では講義だけで数百時間になることもあるため、かなりコンパクトな設計といえます。

項目時間の目安
合格に必要とされる総勉強時間約3,000時間
フォーサイトの講義時間約90時間
講義以外の時間(復習・問題演習など)約2,900時間

この表からわかるとおり、勉強時間の大部分は講義以外の「自分で手を動かす時間」です。フォーサイトの講座は、限られた講義時間で合格に必要な知識の「骨組み」を効率よく作り、残りの時間をテキストの読み込みと過去問演習にあてる、という考え方で設計されています。

「合格点主義」とは何か

フォーサイトがかかげる合格点主義とは、試験で満点を目指すのではなく、合格に必要な点数を確実に取ることに集中する学習方針のことです。

司法書士試験は、午前の部・午後の部の択一式(マークシート)と、午後の部の記述式で構成され、それぞれに基準点が設けられています。基準点とは「この点数に届かなければ、ほかの科目がどれだけよくても不合格になる」という足切りラインのことです。

試験区分出題形式配点
午前の部択一式35問(憲法・民法・刑法・商法)105点
午後の部択一式35問(不動産登記法・商業登記法・民事訴訟法など)105点
午後の部記述式2問(不動産登記・商業登記)70点

すべての分野で満点を狙うと、学習範囲は果てしなく広がってしまいます。フォーサイトは、過去の出題傾向から「合格に必要な論点」に絞り込むことで、初学者でも学習の全体像をつかみやすくしています。

講座以外に必要なもの

講座の効率性を生かしつつ合格を目指すには、次のようなものを補うと安心です。

  • 六法(法律の条文集):講座には六法が付属しないため、条文を確認したいときに備えて市販の司法書士試験用六法を1冊用意しておくと便利です
  • 答練・模試:答練とは、本試験の形式にそろえた予想問題を時間を計って解く演習のことです。他社の単発講座や全国模試を利用し、本番の時間配分に慣れておきましょう
  • 記述式の演習量:申請書を「書く」練習は、量をこなすほど上達します。市販の記述式問題集を追加するのが一般的です

「フォーサイトで基礎を固め、演習は外部教材で補う」という組み合わせは、費用をおさえながら合格を目指す現実的な方法といえるでしょう。

講座の効果を最大化する使い方のコツ

講義時間がコンパクトな講座だからこそ、使い方しだいで学習効果は大きく変わります。受講生の体験談や学習の定石をふまえると、次のような工夫が効果的です。

  • 講義を見た日のうちに、確認テストまで終わらせる
    • 人の記憶は時間とともに薄れていくため、講義で学んだ内容はその日のうちにアウトプットして定着させるのが効率的です。
  • テキストは「読む」より「思い出す」を意識する
    • 見出しだけを見て、中身を頭のなかで説明できるかを試してみましょう。説明できない部分が、次に復習すべき箇所です。
  • 過去問は「正解できたか」より「理由を説明できるか」で判断する
    • 司法書士試験の択一式は、選択肢の細かな言い回しで正誤が分かれます。正解した問題でも、ほかの選択肢がなぜ誤りかを説明できるようにしておくと、本番での得点力が上がります。
  • 週に1日は「予備日」をつくる
    • 仕事や家庭の事情で予定どおりに進まない日は必ず出てきます。あらかじめ予備日を設けておくと、遅れを取り戻しやすく、挫折を防げます。

フォーサイトを軸にした合格までの学習スケジュール例

社会人が1日平均2〜3時間を確保し、2年程度で合格を目指す場合のスケジュール例です。

  1. 1〜6か月目:基礎講座で全体像をつかむ
    • 講義を1周し、確認テストで理解度をチェックします。細かい暗記よりも「どんな科目があって、どうつながっているか」を知ることを優先します。
  2. 7〜12か月目:テキストの2周目と過去問演習
    • 過去問講座に取り組み、間違えた問題に対応するテキストのページに戻って復習します。
  3. 13〜18か月目:記述式と弱点科目の強化
    • 市販の記述式問題集を追加し、申請書を書く練習を習慣にします。質問制度はこの時期に集中的に使うのがおすすめです。
  4. 19〜24か月目:答練・模試で実戦演習
    • 外部の模試を受けて時間配分を確認し、試験直前は基準点を確実に超えるための総復習に取り組みます。

もちろん、学習経験や確保できる時間によって期間は前後します。ManaBunのスケジュール機能で、自分の生活に合わせた計画を作成してみてください。

フォーサイト司法書士講座の講座内容と料金

ここからは、コースの内容と料金をくわしく見ていきます。

コース一覧と料金

執筆時点の公式サイトで確認できたコースと料金は次のとおりです。

コース名内容受講料(税込)
バリューセット基礎講座+過去問講座(紙テキスト付き)107,800円(送料別)
デジタルプランバリューセット相当の内容をデジタル教材で受講59,800円(送料無料)
基礎講座(単科)インプット中心の講義とテキスト76,800円(送料別)
過去問講座(単科)過去問の演習と解説76,800円(送料別)

基礎講座と過去問講座を別々に申し込むと合計153,600円になるため、両方受講するならバリューセットを選ぶほうがお得です。

分割払いにも対応しており、バリューセットは月々8,983円×12回(手数料別)の支払い例が紹介されています。

なお、公式サイトでは受験予定年度ごとに講座が用意されています。申し込み時には「何年の試験に向けた講座か」を必ず確認しましょう。

デジタルプランとバリューセットはどちらを選ぶべきか

約48,000円の差があるため、迷う方も多い部分です。次の表を参考にしてください。

こんな人はおすすめのプラン
とにかく費用をおさえたいデジタルプラン
スマホやタブレットでの学習に慣れているデジタルプラン
紙に書き込みながら覚えたいバリューセット
画面を長時間見ると疲れやすいバリューセット
法律の勉強がまったく初めてバリューセット

司法書士試験は長期戦になるため、「何度も繰り返し開きたくなるテキストかどうか」は想像以上に大切です。フォーサイトは、記憶に残りやすいという理由から紙のテキストを重視しています。迷う場合は、紙テキストが付くバリューセットを選んでおくと後悔が少ないでしょう。

テキスト・問題集の特徴

テキストと問題集は、次のような構成になっています。

  • 基礎講座のテキスト:フルカラーで15冊
  • 過去問講座の問題集:択一式と記述式をあわせて20冊を超える構成
  • 確認テスト・演習ノート:講義ごとに理解度をチェックできる

テキストには、重要度に応じた色分けや図解が多く使われています。条文や判例(裁判所の過去の判断)をそのまま並べるのではなく、「なぜそうなるのか」を図で理解できるよう工夫されている点が特徴です。

講師の中村篤史氏の経歴

講義を担当するのは、中村篤史講師です。公開されている情報によると、中村講師は慶應義塾大学法学部を卒業後、2006年に司法書士試験に合格し、現在は司法書士事務所の代表を務める現役の実務家です。

実務の現場を知る講師から学べることは、試験に合格したあとの仕事のイメージをつかむうえでも役立つでしょう。

ManaBunとサポートの内容

フォーサイトのサポート内容は次のとおりです。

サポート内容
eラーニング「ManaBun」講義動画、デジタルテキスト、確認テストをスマホ・タブレットで利用可能
学習スケジュール自動作成試験日から逆算して、毎日の学習計画を自動で作成
質問制度バリューセット20回、単科講座10回(超過分は1問500円)
個別カウンセリング学習の進め方などを相談できる
フォローメール学習のポイントや法改正情報などを定期的に配信

とくにスケジュール自動作成機能は、「独学だと何から始めればよいかわからない」という初学者にとって心強い機能です。

申し込みから学習開始までの流れ

初めて通信講座を利用する方のために、申し込みから学習を始めるまでの一般的な流れを紹介します。

  1. 無料の資料請求をする
    • 公式サイトのフォームから申し込みます。割引クーポンが付く場合もあるため、最初に済ませておきましょう。
  2. 資料とサンプル教材で中身を確認する
    • テキストの見やすさやお試し講義の雰囲気が自分に合うかをチェックします。
  3. 公式サイトから講座を申し込む
    • コース(バリューセット、デジタルプランなど)と受験予定年度を選び、支払い方法(クレジットカード、分割払いなど)を決めます。
  4. 教材の到着とManaBunへの登録
    • 紙のテキストが届いたら、案内に沿ってManaBunにログインします。デジタルプランの場合は、登録後すぐに学習を始められます。
  5. 学習スケジュールを作成して、学習スタート
    • 試験日と1日に確保できる学習時間を入力すると、毎日の学習計画が作られます。まずは1週間、計画どおりに進められるかを試してみましょう。

教材が届くまでの日数は時期によって異なるため、「この日から勉強を始めたい」という予定がある方は、余裕を持って申し込むと安心です。

フォーサイト司法書士講座を安く受講する方法

もともと低価格なフォーサイトですが、いくつかの方法でさらに費用をおさえられる場合があります。

資料請求の割引クーポン

公式サイトから無料の資料請求をすると、受講料が割引になるクーポンがもらえることがあります(執筆時点では5,000円割引の案内が多く見られます)。

資料には、テキストのサンプルやお試し講義の案内が含まれていることもあるため、申し込む前にまず資料請求をしておくのがおすすめです。

ダブルライセンス割引

過去にフォーサイトの講座を受講したことがある方は、ダブルライセンス割引の対象になる場合があります。たとえば、行政書士講座で合格したあとに司法書士を目指す、といったケースです。

行政書士と司法書士は民法など共通する科目があり、ステップアップとして司法書士を目指す方も少なくありません。

キャンペーンの多い時期

フォーサイトでは、年に数回、期間限定の割引キャンペーンが行われています。一般的に、次のような時期は割引が期待できる傾向があります。

  • 年末年始
  • 新年度が始まる春ごろ
  • 本試験(7月)が終わった直後の夏から秋にかけて

ただし、キャンペーンを待っているあいだに学習開始が遅れては本末転倒です。割引額と学習開始の早さを比べて判断することを意識してください。

合格お祝い特典

試験に合格すると、Amazonギフトコード(最大2,000円分)などの合格特典が用意されていることもあります。受講料が戻るわけではありませんが、モチベーション維持のひとつになるでしょう。

他社の司法書士講座との比較

フォーサイトが自分に合っているかを判断するには、ほかの講座と比べてみるのがいちばんです。

主要7社の比較表

主な司法書士通信講座の特徴を、初学者向けコースを中心に整理しました。受講料はコースやキャンペーンによって大きく変わるため、あくまで執筆時点の目安として参考にしてください。

講座名初学者向けコースの受講料(税込・目安)講義のボリューム特徴
フォーサイト59,800円〜107,800円少なめ(約90時間)フルカラーテキスト、合格点主義
スタディング約5万円〜10万円少なめスマホ完結型で最安クラス
アガルート約16万円〜35万円多めフルカラーテキスト、合格特典が充実
クレアール約16万円〜32万円標準「非常識合格法」による範囲の絞り込み
ユーキャン約17万円標準知名度の高い通信教育
伊藤塾約40万円〜50万円台非常に多い合格者数の多い老舗の大手予備校
LEC約50万円前後〜非常に多い通学・通信の両方に対応する大手予備校

フォーサイトは、スタディングに次ぐ低価格帯でありながら、紙のフルカラーテキストが付くという独自のポジションにあることがわかります。

フォーサイトとスタディングの比較

スタディングは、スマホだけで学習が完結する低価格の講座です。

  • スタディングが向いている人:紙のテキストは不要で、とにかく費用を最小限にしたい人
  • フォーサイトが向いている人:紙のテキストに書き込みながら学びたい人、図解の多い教材で理解を深めたい人

価格差はそれほど大きくないため、「紙のテキストが必要かどうか」が選ぶ際のポイントになります。

フォーサイトとアガルートの比較

アガルートは、フルカラーテキストと充実した講義量が特徴の講座です。受講料はフォーサイトより高くなりますが、そのぶん講義時間が長く、網羅性の高いカリキュラムになっています。

比較項目フォーサイトアガルート
受講料安いフォーサイトの数倍程度
講義のボリュームコンパクト充実
テキストフルカラーフルカラー
向いている人費用をおさえて基礎を固めたい人講座の中で演習まで完結させたい人

「講座以外の教材はなるべく使わず、ひとつの講座で完結させたい」という方には、アガルートのような講義量の多い講座のほうが安心かもしれません。アガルートについては、当サイトの「アガルート司法書士講座 テキストの評判と口コミはどうなの?」でくわしく解説しています。

フォーサイトとクレアールの比較

クレアールは、「非常識合格法」という名前で、出題範囲を絞り込んだ学習法を打ち出している講座です。範囲を絞るという考え方はフォーサイトの合格点主義と近いものがあります。

大きな違いは価格とテキストで、費用の安さとフルカラーテキストを重視するならフォーサイト、講義量や答練の充実を重視するならクレアールという選び方ができるでしょう。

フォーサイトと伊藤塾・LECの比較

伊藤塾やLECは、長年にわたり多くの合格者を輩出してきた大手予備校です。講義時間が長く、答練や模試も充実しているため、「予備校のカリキュラムに沿って進めれば、演習まで一通りそろう」という安心感があります。

一方で、受講料は数十万円と高額です。

  • 「最初から本格的な予備校で腰を据えて学びたい」→ 伊藤塾・LEC
  • 「まずは費用をおさえて始め、必要に応じて答練や模試を追加したい」→ フォーサイト

という考え方で選ぶと、自分に合った講座が見つけやすくなります。

フォーサイト司法書士講座がおすすめな人・おすすめできない人

ここまでの内容をふまえて、フォーサイトが向いている人と、ほかの講座を検討したほうがよい人を整理します。

おすすめな人

  • 法律の勉強が初めての人:図解の多いフルカラーテキストで、基礎からイメージをつかみやすい
  • 費用をできるだけおさえたい人:大手予備校の数分の1の受講料で始められる
  • 仕事や家事で忙しい人:1コマ15分の講義とスマホ学習で、スキマ時間を活用できる
  • 自分で計画を立てるのが苦手な人:スケジュール自動作成機能が学習の道しるべになる
  • 行政書士などからステップアップしたい人:ダブルライセンス割引が使える場合がある

おすすめできない人と、代わりの選択肢

  • ひとつの講座で答練・模試まですべて完結させたい人
    • → 講義量や演習講座が充実したアガルート、伊藤塾、LECなどが候補になります
  • 質問をたくさんして疑問をすぐ解消したい人
    • → 質問回数に制限の少ない講座や、通学型の予備校を検討するとよいでしょう
  • 紙のテキストはまったく不要な人
    • → スタディングのほうが、さらに費用をおさえられる場合があります

3つの質問でわかる診断チャート

迷ったときは、次の3つの質問に順番に答えてみてください。

  1. 受講料は20万円以内におさえたいですか?
    • いいえ → アガルート、伊藤塾、LECなど講義量の多い講座も検討しましょう
    • はい → 質問2へ
  2. 紙のテキストに書き込みながら学びたいですか?
    • いいえ → スタディングやフォーサイトのデジタルプランが候補です
    • はい → 質問3へ
  3. 足りない演習(答練・模試)は、自分で追加できそうですか?
    • はい → フォーサイトのバリューセットがおすすめです
    • いいえ → クレアールなど演習が組み込まれた講座も比べてみましょう

よくある質問

法律の勉強がまったく初めてでも大丈夫ですか?

はい、フォーサイトの講座は初学者を想定して作られています。テキストは専門用語をかみ砕いて説明し、図解も多く使われているため、法律に触れたことがない方でも学習を始めやすい設計です。

ただし、司法書士試験は国家資格のなかでも難関の試験です。「わかりやすい教材」と「合格できる実力」は別物なので、テキストを理解したあとは過去問演習をくり返し行うことが大切です。

最短で何か月くらいで合格できますか?

フォーサイトでは、講座そのものは短期間で一通り学べる設計になっています。一方で、試験に合格するには一般的に約3,000時間の学習が必要とされるため、社会人の場合は2〜3年程度を見込んでおくのが現実的でしょう。

「講座を1周する期間」と「合格までの期間」は異なる、と考えておくと、途中で焦らずに済みます。

返金保証や解約はできますか?

フォーサイトでは、講座によって返金保証などの制度が設けられている場合があります。ただし、対象となる講座や条件は資格ごとに異なるため、司法書士講座での扱いは申し込み前に公式サイトの受講規約で必ず確認してください。

教材の到着後に中身を確認してから判断したい方は、まず無料の資料請求でテキストのサンプルを見ておくと安心です。

受験予定年度の異なる講座があるときは、どちらを選ぶべきですか?

公式サイトでは、試験年度ごとに講座が用意されています。基本的には、自分が受験を予定している年度の講座を選びましょう。

たとえば、学習開始から本試験まで1年を切っている初学者の場合は、1年先の試験を目標にした講座を選び、余裕を持って学習を進めるという考え方もあります。判断に迷うときは、フォーサイトの個別カウンセリングや問い合わせ窓口で相談してみてください。

行政書士の資格を持っていると有利ですか?

行政書士試験と司法書士試験は、民法や憲法など共通する科目があるため、学習の土台がある分スタートは有利です。フォーサイトの行政書士講座を受講していた方は、ダブルライセンス割引の対象になる場合もあります。

とはいえ、司法書士試験では不動産登記法や商業登記法など、行政書士試験にはない科目の比重が大きくなります。「一から学ぶ科目がある」という前提で計画を立てるとよいでしょう。

六法は別に用意したほうがよいですか?

講座には六法が付属しないため、条文を確認したいときのために司法書士試験向けの六法を1冊用意しておくことをおすすめします。

学習の初期はテキストだけで十分ですが、過去問演習が進むと「条文の正確な文言」を確認したくなる場面が増えてきます。

まとめ

フォーサイト司法書士講座の評判と口コミを、良い面・悪い面の両方から解説してきました。最後にポイントを振り返ります。

  • 良い評判:受講料の安さ、フルカラーテキストのわかりやすさ、1コマ15分のスキマ学習のしやすさが高く評価されている
  • 悪い評判:講義の網羅性、質問回数の上限、合格者数の母数の小ささを気にする声がある
  • 合格率:全国平均を大きく上回るが、母数が小さいため参考程度に見るのが無難
  • 合格への考え方:講座で基礎を固め、答練・模試・記述式の演習を外部で補うのが現実的

司法書士試験は長い道のりですが、最初の一歩を踏み出すうえで「わかりやすい教材」と「無理なく続けられる費用」は大きな支えになります。フォーサイトは、その2つを重視したい初学者にとって、安心して学習をスタートできる講座のひとつといえるでしょう。

まずは無料の資料請求で、テキストの見やすさや講義の雰囲気を確かめてみてください。実際の教材を手に取ることで、自分に合う講座かどうかがはっきりと見えてくるでしょう。

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